おはようございます!
みなさんには「人生を変えた一冊」はありますか?
私にはあります。
それは中学生の頃に出会った『空想科学読本』です。
今思えば、この本との出会いが私の思考パターンを作ったと言っても過言ではありません。
そして、その思考パターンは大人になった今でも、営業の仕事や商売に大きな影響を与えているように感じています。
今日はそんな話を書いてみたいと思います。
中学生の私にとって衝撃だった一冊
『空想科学読本』は柳田理科雄さん著の大ベストセラーで、1993年の「1」発売に続いてその後シリーズ化、漫画版、アニメとのコラボ本など多いのでご存じの方も多いのではないでしょうか。
この本は
「ゴジラが2万t、ガメラ80t、科学的に適切な体重はどちらか?」
「ウルトラセブンが巨大化するには最低でも9時間半が必要」
「ウルトラマンの必殺技・ウルトラ水流は、北半球を氷河期に追い込む」
といったように、アニメや漫画、特撮の設定について科学的には本当に正しいのか、もし実在したら世界はどうなるのか検証する内容になっています。
小学生の頃からゴジラがヒーローだった私は、ある日、本屋でゴジラが表紙の書籍がすぐ目に留まりました。
そしてその本の内容のバカバカしさと科学の面白さにすっかりはまってしまいました。
アニメや漫画の登場人物の体重について、意識を向ける子供は普通いません。
それが「当たり前」だと思い、ストーリーやバトルに目を奪われます。
しかし「体重1万トン」「飛行速度マッハ3」「身長100m」
こういった文字の羅列がまさに「生きた数字」に変わったのです。
この本で私はまさに「考える力」を学ばせてもらいました。
シンプルに「理由がある」
中学生の時に教わった「考える力」は、体や心と同じように成長していきました。
そして私の中で「すべての物事には理由がある」という思考に行きつきました。
シンプルすぎて「当たり前だろ」と突っ込みがきそうですが、シンプルだからこそ奥が深いものです。
鮎の塩焼きが売れる理由があるし、売れない理由もある。
人は「どうして売れないか」という考え(反省)はよくすると思いますが、「どうして売れたのか」も考えないといけません。
販売前に売れるための準備をしたのだから、「売れた」という結果がさも当たり前のように感じるかもしれません。
だけど正直言うと、販売とはそう単純なものではありません。
行動経済学の話でもありましたが、たまたま周りの状況がそうさせただけなのかもしれません。
つまり売れようが売れまいが、結果に対しての”理由”を追求する必要があるのです。
その思考の積み重ねが、仕事の精度を高めていくことになります。
これは言われて出来るものではありません。
常日頃から”理由を探す訓練”をする必要があります。
あなたの身の回りの出来事を流さないでください。
「昔からやっているから」と言われたら”なぜだろう?”とアンテナを立ててください。
その理由はいまも通用するのか。
時代が変わり従業員も変わったのに、ルールは変わらないのはおかしくないか。
周りに流されて惰性で仕事をしていないか、一度立ち止まって考えてみてください。
思考実験:事務員に事務服は必要か
ここで私が最近考えている思考実験を、この記事を読んでいるあなたにもやってほしいです。
私の会社では3人の事務員さんがいます。
そして会社から支給された、いわゆる事務服を着て仕事をしています。
さてここであなたに質問です。事務服は必要でしょうか。
そもそも私が気になったのは「事務員だから事務服を着るのは当たりまえ」という目に見えないバイアスがかかっていると感じたからです。
事務服をおそろいで着る、納得できる根拠とは?
事務服を廃止して私服での出勤になったときのメリット・デメリットは?
現実的に、私には事務服を廃止する権限はないので笑、ほんとにただの思考実験です。
けどこれも「物事には理由がある」という考えからの逆説的な問いかけになります。
あなたの会社や職場にも同じような習慣があると思います。
ほんとにそれは必要か。
他の物に置き換えることで生産効率を上げることができないだろうか。
繰り返すことであなたの「考える力」を伸ばすことができます。
まとめ:本は人生を変える
中学生の頃の私は、まさか一冊の本が自分の人生にここまで影響を与えるとは思っていませんでした。
ただ面白そうだと思って手に取っただけです。
しかし今振り返ると、私の思考の土台には確かに『空想科学読本』があります。
中学生の頃の私は、この本から「科学」を学んだと思っていました。
しかし大人になった今振り返ると、本当に学んだのは科学ではなく、「考える姿勢」だったのかもしれません。
物事を論理的に考えること。
結果の裏にある原因を探すこと。
そして改善を繰り返すこと。
子どもの頃から続く商売経験と、この本から学んだ思考法。
その二つが組み合わさって、今の私の仕事や生き方につながっているような気がしています。
もしこの記事を読んでいる方の中に、自分の考え方を変えてくれる一冊を探している人がいたら、ぜひ本屋さんをのぞいてみてください。
人生を変える本との出会いは、案外そんな何気ない場所に転がっているのかもしれません。



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