おはようございます!
今日の記事は長くなりそうなので、さっそくいきましょう!
以前に唐揚げ屋さんで手伝いしたことを記事にしました。

その時の店長の行動について、少しだけ行動経済学の話を持ち出しましたが、今回はもっともっと深堀りしていきたいと思います。
まずは行動経済学の書籍紹介
最近、奥さんから行動経済学の本を借りて勉強しました。
相良奈美香さんの「行動経済学が最強の学問である」です。
ベストセラーになっていますね!
なかなか1回読んだだけでは深く理解することは難しく、2回3回と読みつつこれから実践することで腹落ちさせたいと思います。
その中で、本に出てきた内容がこれまでの経験とシンクロする形で理解できる箇所がいくつかありました。
それが前述の唐揚げ屋での出来事です。
ただ本を読むだけではなかなか理解が難しい学問ですが、例を挙げながら見ることで頭のなかにスッと入っていくかもしれません。
行動経済学をこれから学びたい人、初めて聞いた人も私と一緒にあの日の出来事を解析していきましょう。
※唐揚げ屋で何があったか見てない人は先のリンクから目を通してからこの記事に帰ってきてくださいね
唐揚げ屋から学ぶ行動経済学
選択オーバーロードと適正な選択肢数
さあ、あなたは唐揚げ選手権の会場に着きました。
会場を見渡すと30ほどの唐揚げ専門店が出店しています。
当然30店舗の唐揚げ屋をフルコンプリートするのは難しそうです。
どのお店から行こうか、あなたは悩んでいます。
悩んでも悩んでもどのお店に行けばいいか分かりません。
ここで出てくるのが、”選択オーバーロード”という言葉です。
人間は多くの選択肢があることを好むが、多すぎると決められなくなる、という現象です。
選択肢が多すぎると意思決定の妨げとなり、かえって行動をフリーズさせてしまいます。
行動経済学の観点からは、最適な選択肢は10個と言われています。
ここで少し横道にそれますが、私がその商品コンセプトに衝撃を受けた製品があります。
それはワンダの朝専用缶コーヒー(正式にはワンダモーニングショット)です。
缶コーヒーは多くのメーカーが発売、さらに多くのシリーズ展開などしており、消費者にとってはまさに選択オーバーロード状態です。
全ての缶コーヒーを試飲してみて自分に最適な味を見つけ出す、なんてことできません。
そんななか、朝専用とうたった缶コーヒーが爆発的にヒットしました。
これは”選択アーキテクチャー”とか”ナッジ理論”と呼ばれ、要するに受け手が選びやすいように誘導してあげる手法なのです。
ただの缶コーヒーも(失礼!)「朝専用」とたった一言添えるだけで、爆発的なヒット商品となりました。
この一言考えた人、ほんとに天才だと思います!
バンドワゴン効果、希少性の原理、サンクコスト効果
なかなか決めきれないあなたでしたが、見渡すと多くの行列を作っている店を発見し、とりあえず最後尾に並ぶことにしました。
以前の記事では、”あえて行列を作っている”という大将の手法を紹介しました。
この行動は”社会的証明”と呼ばれるものです。
これは”みんなが選んでいる=きっと良いもののはず”という無意識の判断によるものです。
特に今回のような”選択オーバーロード”時に効果を発揮します。
ほかにも
- バンドワゴン効果・・・流行りものに乗りたくなる心理
- 希少性の原理・・・簡単に手に入らないものを高く評価する。”数十分行列に並んだ”という事実が唐揚げの価値が上がったかのように錯覚してしまう
- サンク(埋没)コスト効果・・・行列に並ぶことでかかった時間や労力を取り戻そうとして列に並び続けるという非合理的な行動
などが挙げられます。
また、「最初は1パックだけ買うつもりだったのに、こんなに長時間並んだのに1つはもったいなくて2パック買っちゃった」という行動は、上の3つの効果が複合的にからみあっている状態にあります。
という事で自分でもびっくり、ただ唐揚げを買っただけなのにこんなにも行動経済学の勉強ができちゃいました!
いやあ、人間って自分で判断しているようで、実は周囲の状況にかなり影響されているんですね。
まとめ
さて、今日はみなさんと一緒に行動経済学の勉強となりました。
行動経済学という言葉、正直私は最近知ったのですが、気づけばとても身近にあるんですね。
私のような自営業者や企業側の人にとって、この行動経済学を学ぶことで売上アップにつなげることができます。
もしあなたが消費者側の人間でしたら、企業が仕掛けてくる様々な〇〇効果をかいくぐって、ほんとに欲しい商品だけを購入する必要があります。
でないと唐揚げを2パックも買ってきて怒られることになります。
今日の内容はどうでしたか?
コメントなどいただけると嬉しいです。
また何かビジネス書を読んだら記事にしようと思います。
ではまた今度!だんだんな!



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